(74257)第3回「パーキンソン病QOL基金」
パーキンソン病は日本国内で15~20万人の患者がいると言われている指定難病のひとつです。現在は、先進医療研究の進展で、遺伝子治療、再生医療による治療法が開発され、実用化に向かっています。発症メカニズムも徐々に解明されつつあり、より早い段階での診断と治療開始が期待されます。
しかし、患者にとって心配なく「治る病気」と言えるようになるにはまだ時間を要することが予想されます。パーキンソン病は、薬などで症状を緩和しながら年月を重ねる、当事者や周囲の親しい者にとって辛い病気です。
早期段階で症状の進行抑制に効果的な治療を受ける機会、病気や治療に関する情報へのアクセス、サポートの連携といった環境整備、そのためのリソースは充分ではありません。医療関係者や当事者間による地道な支援、これまでにないツールやサービスの試み、そのための研究は既に行われています。こうした取り組みが広がり、多くの患者に届くことが望まれています。
本基金は、パーキンソン病患者がより快適により長く人生を送ることを実現する支援の広がりを願って設立されました。患者のQOL向上につながるあらゆる取り組みを助成いたします。
概要
| 助成分野 | 保健・医療・福祉の増進 |
|---|---|
| 対象地域 | 全国 |
| 受付開始 | 2025.11.10 |
| 申込締切 | 2026.01.08 |
| 詳細情報 | https://np-foundation.or.jp/information/000319.html |
助成金額
助成総額:1,000 万円(予定)
1 件あたりの助成金額:上限500万円(※但、任意団体は上限50万円)
採択数:3-6 件程度
助成対象期間:2026 年5月1日~2027年4月30日
募集期間:2025 年11月10日(月)~2026年1月8日(木)17時
選考結果通知:2026 年4月上旬(予定)
対象事業
パーキンソン病患者のQOL向上を目的とする研究や支援活動などの事業。
既存事業・サービスをもとに拡大・改善する取り組み、または新規事業・サービスへの取り組みを対象にし、従来からの単なる継続事業は対象外とします。
対象団体
日本国内に活動の主となる事務所があり、活動実績1年以上の団体・法人等。
※ 法人格のない任意団体や、株式会社等の営利法人も対象です。
※ 必ず団体名義(助成金の振込先・契約者となる法人名あるいは学部名・組織名など)で応募してください。
主催団体
お問合せ
| 助成団体 | 公益財団法人日本フィランソロピック財団 |
|---|---|
| 住所 | ― |
| 電話 | ― |
| FAX | ― |
| メール | info@np-foundation.or.jp |
