藤沢市市民活動推進センター 藤沢市市民活動プラザむつあい

(73967)「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」助成

予防原則を踏まえて、製薬メーカーの意向や現行の行政判断に左右されない独立の立場からネオニコチノイド系化合物の影響を検証する「調査・研究」活動、浸透性殺虫剤の問題点や最新の研究成果を広く共有する「広報・社会訴求」活動、浸透性殺虫剤を使わないサプライチェーンの確立をめざす「市場“緑化”」活動、国や地方の立法・行政機関に汚染実態調査や規制強化を促す「政策提言」活動を支援します。国の農薬再評価とオーガニック推進が進むいま、確実な規制強化へつながる成果を期待しています。

概要

助成分野 環境の保全
対象地域 全国
受付開始 2023.12.14
申込締切 2024.01.31
詳細情報 https://www.actbeyondtrust.org/info/17753/

助成金額

「調査・研究」部門、「広報・社会訴求」部門、「市場“緑化”」部門、「政策提言」部門
1企画あたりの上限:100万円

対象事業

a) 調査・研究部門 現行の農薬行政や製薬メーカーの意向から独立し、予防原則に基づいて一般市民・消費者・生産者の保護につながる調査や研究のプロジェクト、農薬再評価の資料となる生態系影響調査など (企画例:ヒトへの毒性について新たな知見をもたらす研究、沿岸の汚染実態調査、底生生物や水生生物への影響調査など)
b) 広報・社会訴求部門 ネオニコチノイド系農薬の問題をより多くの人びとに伝え、どのように対処していけばいいかをともに考えるプロジェクトや、メディアを巻き込んだ課題共有の場づくり、ネット動画による情報発信など (企画例:農薬再評価パブリックコメントの呼びかけ、学習会やウェブセミナーの開催など)
c) 市場“緑化”部門 生産者、流通業者、消費者にまたがるネオニコチノイド系農薬の利用経路に沿って、被害を最小化するためのプロジェクトなど (企画例:消費者がネオニコフリー商品を選択できる仕組みづくり、ネオニコチノイド系農薬を使わない生産者がインセンティブを得られる実践的方法の策定・実施など)
d) 政策提言部門 ネオニコチノイド系農薬をめぐる規制や利権構造のあり方を変えていくために、中央と地方の政府および議会、製薬会社、JAといった関係者に働きかけ、一般市民や地域住民と協働するプロジェクトなど (企画例:院内集会や議員・行政への署名提出、行政を巻き込んだネオニコフリー地域づくりや学校給食の脱ネオニコ化など)
※ 目標達成に複数年を要する企画提案については、申請書にその旨希望を書き込めますが、案件の採択と支援は年度ごとに行ないます。

対象団体

ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は問いません)

主催団体

お問合せ

助成団体 一般社団法人 アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
住所 150-0044 東京都渋谷区円山町5‐5Navi渋谷Ⅴ 3F
電話 070-6551-9266(平日10時~19時)
FAX
メール grant@actbeyondtrust.org

備考