(74097)2024年度調査研究助成
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、生涯をかけて核・原子力問題の批判的な研究に取り組むとともに、脱原発の運動に力を尽くし、2000年10月に死去した「市民科学者」、高木仁三郎の遺志により設立されました。
高木仁三郎は、自分の遺産を元に基金を設立し、趣旨に共鳴する多くの人から寄付を募って、次の時代の「市民科学者」を育成・支援してほしいとの遺言を残しました。
概要
助成分野 | 環境の保全科学技術の振興 |
---|---|
対象地域 | 全国 |
受付開始 | ― |
申込締切 | 2024.05.10 |
詳細情報 | https://www.takagifund.org/apply/ |
助成金額
・助成予算の総額は800万円です。
・1件あたりの助成金額は、高木基金からの過去の助成実績に応じて、以下の通りとします。
|
|||
過去の助成実績に応じた分類 | 助成上限金額 | ||
---|---|---|---|
一般 | 高木基金にはじめて応募する、あるいは高木基金から過去に1回、助成を受けた実績のある個人・グループ。 | 100万円 | |
継続 | 高木基金から2回以上の助成を受けた実績のある個人・グループ。 | 原則として50万円 最大100万円 |
対象事業
高木基金は、現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、市民と不安を共有し、行政や企業の利害とは独立の立場から、批判的に検証することを通じて、問題の解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを「市民科学」と位置づけ、この考え方に沿う調査研究を助成対象とします。
対象団体
・グループ・団体での応募の場合、法人格等の制限はありません。任意団体や一般の市民グループも助成の対象となります。
・大学や研究機関などに所属し、科学研究費などの獲得が可能な方からの応募も受け付けますが、選考に際しては、そのような研究費等の獲得が難しい課題の応募を優先します。
・2021年度までは、「若手研究支援枠」を別に設定していましたが、今回の募集では、若手研究者の助成応募は一般枠一括して受け付けます。若い世代の方からの応募については、調査計画等に荒削りな点があっても、将来にわたり「市民科学」を実践していこうとする意欲と姿勢を重視します。
主催団体
お問合せ
助成団体 | ― |
---|---|
住所 | ― |
電話 | ― |
FAX | ― |
メール | info@takagifund.org |
備考
―