(74162)トヨタ財団 2025年度研究助成プログラム「つながりがデザインする未来の社会システム」
トヨタ財団の研究助成プログラム「つながりがデザインする未来の社会システム」では、人と人、人と自然、人とモノ・技術といった様々な関係性(つながり)を意識して社会課題に取り組もうとする意欲的な研究プロジェクトを募集しています。これは、私たちが豊かに調和した世界の実現を目指すためには、既存の社会システムを根本から問い直し、「つながり」の視点から未来を描く必要があるのではないかと考えるからです。
評価においては、学際性と研究参画者の多様性、国際性、そして研究成果の社会へのインパクトを重視します。ともすれば、学術界への貢献のみで満足しがちな従来の研究活動を超えて、社会システムの変革を促すような強い姿勢で社会課題に向き合うプロジェクトを求めています。既存の価値に縛られない自由な発想で、大胆に世界に向けて挑戦するような研究者を本助成プログラムでは支援します。
概要
助成分野 | 全分野(すべての分野を対象とした助成金情報) |
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対象地域 | 全国 |
受付開始 | 2025.04.01 |
申込締切 | 2025.06.06 |
詳細情報 | https://www.toyotafound.or.jp/grant/research/ |
助成金額
助成総額 6,000 万円(1 件あたり上限 800 万円/2 年間)
対象事業
募集詳細ページをご覧ください。
対象団体
(1) 2名以上による共同研究プロジェクトであること。
(2) 代表者は45歳以下(助成開始時)で、且つ主たる居住地が日本国内であること。
代表者以外のプロジェクトメンバーについては、年齢や居住地に制限はありません。なお、代表者を含むすべてのプロジェクトメンバーについて、国籍・学歴/経歴・所属等の制限はありません。本助成プログラムは、大学・研究機関の研究者に限らず、実務家や NGO/NPO で活躍される市民、在野の研究者など、さまざまな人びとによる応募を歓迎します。
助成期間中、助成対象者(代表者)は財団担当者と密にコミュニケーションを取ることが求められます。
(3) 研究対象とする明確な社会課題を有し、社会システムの変革などに取り組もうとする具体的な計画があること。また、研究成果を広く社会に向けて発信する意欲があること。
研究活動における試行錯誤、また意図せぬ展開などを尊重します。ただし、研究のみで終わることなく、その成果を広く社会で共有・実現するための具体的な方法まで視野に入れていることを求めます。とくに、政策提言やモデルの構築、あるいはプラットフォーム/ネットワークの形成などによる社会還元を重視します。
主催団体
お問合せ
助成団体 | 公益財団法人トヨタ財団 |
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住所 | ― |
電話 | 03-3344-1701 |
FAX | ― |
メール | kenj@toyotafound.or.jp |