藤沢市市民活動推進センター 藤沢市市民活動プラザむつあい

街頭募金の手順について(簡易版)

令和6年元旦の能登半島地震に関連して、施設にも募金の実施に関するご相談などが寄せられています。団体規模で募金を行う際に必要な内容について、簡単にまとめましたのでご参考になれば幸いです。

団体として街頭募金を実施する場合は、警察署に道路使用許可申請を行う必要があります。
※神奈川県内の場合は以下のリンク先をご参照ください
https://www.police.pref.kanagawa.jp/tetsuzuki/kotsukankei/mesf1016.html

実施までの流れとしては以下のようになります。

・場所・日時の設定
実施日時と場所を決めます。人通りの多い場所や時間を選びましょう。

・参加者調整
募金当日に参加できる人数等を調整・確認します。

・寄付先の選定
集まったお金の寄付先を選びます。支援金として募集されているものは救援・復興活動に使われる即効性の高い内容となります。義援金として募集されているものは被災者の生活再建に直接役立てられます。別ページでいくつかご紹介しています。

・道路使用許可申請
申請書のほか、計画書や位置図を直接警察署の交通課総務係道路使用窓口に提出します。募金の場合は手数料が2,000円かかります。なお、公道以外の場所で実施する場合でも、管理者や所有者の許可を必ず取るようにします。

・募金箱等の準備
人数や規模にあわせて募金箱等を準備します。募金箱以外にも、実施している団体の素性を示すものや、寄付先を示すものなどもあわせて準備します。二次元コードなどを使って、団体ウェブサイトや寄付先のウェブサイトをその場で確認できるようにすることも大事です。高額寄付の場合、領収書を求められることもありますので、手書きの領収書つづりも準備します。

災害などの緊急時の募金に関しては、「募金された全額を寄付します」という点も明示して行いましょう。特段の理由により全額の寄付ではない場合(決済手数料や移送費等)は、その内容・金額についても明らかにしましょう。

募金を実施したら、お預かりしたお金を確かに寄付したことをウェブサイト等で必ず報告・公開します。募金額を集計できしだい公開するほか、寄付先に振り込んだ後はその記録や領収書を公開しましょう。