藤沢市市民活動推進センター 藤沢市市民活動プラザむつあい

未来を叶える市民活動への財政的支援(なぜなにNPO vol.164)

藤沢市では、2001年より藤沢市における市民活動推進施策を構築しました。その一つとして市民活動推進施設がありますが、別に財政的支援として「助成金事業」「相互提案型市民協働事業」を始めました。

それから20余年が経ち、支援施設は「推進センター」と「プラザむつあい」の2カ所になり、財政的支援事業は、「【市民活動提案制度】ミライカナエル活動サポート事業」として発展的に変化をしながら、引き続き実施しています。

特に財政的支援事業はコースを以下の3種として 、多くの市民活動団体の財政的な支えとなっています。

1. 市民活動団体の立ち上げから3年未満の団体を対象とした<スタート支援事業>
※応募は単年度、1回まで
2. 3年後の未来を目標にした活動を支援する<ステップアップ支援コース>
※応募は単年度、2回まで
3. 多様な主体の協働による提案を支援する<協働コース>
※応募は単年度又は2事業年度

それぞれのコースには、記載の他にもそれぞれの決まりが設けられていますので、ご注意ください。

2022年度は、スタートコースが2団体、ステップアップコースが3団体採択され、活動を実施しています。

協働コースは、採択年度の次の年度で実施されるスケジュールですので、2020年度採択の2事業と、2021年度採択の2事業が実施されています。2022年度採択の1事業は2023年度に実施される予定で、現在も調整が続いています。

藤沢市における財政的支援事業は、資金の提供だけではないという特徴があります

スタート及びステップには、参加費無料の年 2~3 回の【伴走支援講座】や年2回の【相談会】があり、協働コースには、伴走する【協働コーディネーター】が配置されています。他市には見ることのできない仕組みとなっています。

2023年度も4月になると募集説明会や事前相談会が複数回開催される予定です。準備を進めていきましょう。

「推進センター」と「プラザむつあい」では、募集説明会の参加のサポートから、申請書類のご相談、電子データでの提出など、申請に関するお手伝いをさせていただいています。

また、県域や全国域の行政や省庁の情報、助成財団等、民間の補助金や助成金の情報の提供と相談事業も年間を通じて実施していますので、お気軽にスタッフにお声掛けください。(て)