藤沢市市民活動推進センター 藤沢市市民活動プラザむつあい

ボランティア受け入れ時の心構え(気を付けたいこと)

NPO にとって、ボランティアの存在は欠かせない力となっています。

地域に根差した活動を継続していく上で、多様な人々の協力は活動の幅を広げ、社会とのつながりを深めてくれます。

一方で、ボランティアを受け入れて、団体とボランティア双方にとってWin-Win の関係を築いていくためにはボランティア受け入れたのための「心構え」が整っているかどうかが重要となってきます。

そこで今回は、ボランティアを受け入れる上で心がけたい心構え・心得、また気を付けたいことについてご紹介。

藤沢市でボランティアを募集しようと考えている団体はもちろん、ボランティアをしようと考えている個人の方も、ぜひチェックしてみてくださいね。

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1. 対等なメンバー

まず大切なのは、「ボランティアの方も同じ団体の一員である」という意識を持つこと。

労働力として一方的に期待するのではなく、一人ひとりの意思やどうして活動に関わろうと思ったかというきっかけ、得意分野などを尊重し、対等なメンバーとして接する姿勢が求められます。

感謝と敬意を持って接することが、良い関係性を築く土台となります。

2. 受け入れ体制の整え

受け入れ体制を整えることもとても重要。ボランティアをする方にとって、初めての場所や人と接する上で、不安や戸惑いを感じている人も多くいると思います。

そこで、活動内容、担っていただく役割や時間、活動する際のルールなどを事前に説明することで、活動へのハードルが下がります。

また、初参加の人に対しては丁寧なオリエンテーションを行い、「なぜこの活動が必要なのか」「私たちはどんな思いで取り組んでいるのか」といった団体の理念やビジョンを共有することで、活動への理解とモチベーションが高まります。

ボランティア

3. 継続的なコミュニケーション

継続的なコミュニケーションも欠かせません。

活動後のフィードバックや、感謝の言葉を伝えることはもちろん、困ったことがないか、改善点はないかといった声に耳を傾けることも、信頼関係の構築につながります。

話しかけやすい環境づくりを心がけることで、ボランティア目線の意見が集まりやすくなります。ボランティアは身近な団体の「ファン」でもあるので、一番身近な方からの意見は団体運営にも活きてくることがあります。

柔軟に受け止め、必要に応じて活動に反映することで、団体の組織基盤の強化にもつながる可能性があります。

4. 共に社会をよくする仲間

ボランティアは一方的に「助けてもらう」存在ではなく、「共に社会をよくする仲間」です。

お互いが気持ちよく活動できるような場を築くことが、団体の活動の広がりと深まりにつながっていきます。

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藤沢市でボランティアに関するご相談なら……

ボランティア受け入れや、ボランティア募集の仕方などでお悩みや困りごとがあれば、ぜひ市民活動支援施設までご相談ください!

藤沢市でボランティアをしたいという方のご相談もお待ちしています。