参加費:1000円(当日1200円)、学生 無料
情報No.111064
~「新しい戦前」に抗い、未来をつくる~
「週刊金曜日」に新しい連載を始める時 タイトルに選んだのは「これからどうする?」だった。
現状を正確に観察し、今の政治家やメディアの在り方を批判することは大切だ。
しかし「どういう社会をつくるのか」というビジョンがなければ、単なる文句であって真の意味での批判にはならない。
そのビジョンをつくっていきたいと思ったからである。その中心になるのは「戦争をしない社会をつくる」ことだ。
その実現には多くの行動が必要だが、最も重要なのは「人権」という言葉に内実を持たせることである。
つまり「差別をなくし多様性社会を実現する」ことである。
明治時代以降、多くの戦争があった。その根本にはアジア蔑視と競争心、支配欲がある。
その価値観の中心に「生産性」という言葉が居座る。生産性神話を超え、競争から降りられる社会をどうつくるか、共に考えていきたい。