情報No.110012
エマニュエル・ドットは、1951年生まれのユダヤ系フランス人である。
1976年に弱冠25歳で上梓した人口学的分析の書『最後の転落』により、当時なお健在と思われていたソビエト連邦の崩壊を予言して以来、今日こ到るまで、世界中の家族、宗教、教育の歴史的推移を研究し、その視点から現代の政治・経済を考察する人類学者として、非常に豊かな領域横断的社会科学の仕事を成し遂げてきた。同時に彼は現代世界の諸問題に関与する著名なオピニオン・リーダーでもある。
このE・ドットの人柄や家族的背景、学歴に簡単に言及した上で、彼が長年の研究によって何を明らかにしてきたかを、構造主義的発見(研究前期)と伝搬理論による発見(研究後期)を識別しながらトータルに紹介する。
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