NPOの企画書の書き方|思いをのせる企画づくりのコツ
NPOや市民活動団体では、助成金申請や事業提案などで企画書を作る機会があると思います。
しかし、「自分たちの思いをどう企画書に落とし込めばいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「企画書に思いを乗せるコツ」についてご紹介します。
企画書作成の基本:5W1Hで整理する
一般的に企画を立てる際は、「5W1H」といったツールを使って考える方も多いかと思います。
日本語で並べると「なぜ」「何を」「誰が・誰に」「いつ」「どこで」「どのように」。
これらの項目を考え整理することで、具体的にイメージが取れるようになり説明する際に説得力が増すというものです。
市民活動やNPOの方々の相談を受けていると「何を」「どこで」「どのように」といった部分でアイデアや組み立てる力を持っている方々が多い印象があります。
イベントや様々な企画を実践されていることから、条件面などもあり固めやすい要素なのかもしれません。
ただやはり市民活動において皆さんが大事にされていることは「ミッション(思い)」の達成です。
社会課題を解決したい、思い描く未来を実現したい、など活動をスタートしたきっかけが必ずあるはず。
そのきっかけを「なぜ」の部分として掘り下げることで、他にはない独自性がある企画を作る基盤になってきます。
ここからは段階を踏んで企画に思いを乗せていきましょう。
STEP1. ミッションを振り返る
団体や活動の目指すビジョン(理想)は何であったのか。
定款や規約、また設立趣旨書などを見直して、改めて書き出してみましょう。
また、事業やプロジェクトごとの目標がある場合は、仕様書や達成目標を確認してみてください。
STEP2. 原体験を考えてみる、共有する

ミッションや達成目標を設定する際にあった「きっかけ」。
それを感じた出来事が所謂「原体験」になるので、その内容や出来事をエピソードとして書き出しましょう。
チーム単位で動いている場合は、各々の考える「原体験」を共有することで、メンバーの企画に対する認識を合わせることに繋がるのでおすすめです。
STEP3. 「ならでは」の部分を落とし込む
「きっかけ」「原体験」は、皆さんの中にしかない大切なそして貴重な要素です。
その要素は他の人には真似のできない、企画自体の個性に繋がります。
「キラキラしたもの好きだった」
「日々の暮らしでのちょっとした悩み事」
「こんな場所があればいいな」
そんな願望を「なぜ」以外の要素にそれぞれ落とし込んでみましょう。
さて、どうでしょうか。穴埋めのように機械的に考えた企画の要素だったものが、少しずつ自分の言葉に代わってきているはずです。
藤沢市のNPOで広報について相談するなら……
支援施設ではこうした企画をまとめる際のヒアリングやワークを相談対応の中でご一緒に実施することもできます。
まとめ方や落とし込み方など具体的な実践などはぜひ支援施設までご相談ください。
AIやツールなどが増えてきても皆さんの体験や思いは唯一無二のもの。ぜひ大切にして団体や活動の「強み」にしてくださいね!
